【司法書士髙田より】マンション住人の孤独死にまつわる問題

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”孤独死 組合が未収金放置、不良債権に”(後略)



【司法書士髙田の一言】

マンションの住人が孤独死して、相続人がいない(または相続人がいても相続放棄してしまう)場合、管理費や修繕積立金が回収が難しいことは記事にある通りです。
記事のケースでは、3年半かけて300万円回収できなかったようです。

私もこういったご相談を受けることがあるのですが、前向きなアドバイスをすることは難しいです。
また、こういったご相談をお受けする度に孤独死する前に対策を取っていれば、と思うことが多いです。

高齢独居の住人が多いマンションでは同様の問題が出てくるはずですので、ぜひ早めの対策を取って頂きたいです。
具体的な対策としては、高齢独居の住人向けに積極的に情報提供していくことが大事だと考えています。

今後、こういった問題は社会問題化することが予想されますので、弊所としても積極的に取り組んでいきたいと考えています。


 司法書士髙田